クリニックの待合室をリフォームし、 清潔感と安らぎにあふれた空間に一新

浜松市中央区 N様の声
戸 建
N様
「内科なぐら医院(浜松市中央区三方原町)」は、今から25年前に私の父親が開業したクリニックです。今年の4月に父親から院長職を受け継いだのを機に、待合室のリフォームを決意しました。その理由は、父の代から地域のかかりつけ医として幅広い診療に対応してきましたが、今後は私の専門である肝臓疾患を中心とした内科診療に注力していくことにしたからです。そのため、患者様により快適にお過ごしいただけるように、待合室の仮設のキッズコーナーを撤去し、椅子も一式交換することにしました。また、床や腰壁の汚れなど、長年の使用による劣化も目立ってきていたため、この機会に全面的な改装を計画したのです。

遠鉄のリフォームさんには、以前から様々な改修工事でお世話になってきました。直近では、今年の3月に発熱外来用の個室の新設工事もお願いし、担当者さんとも信頼関係があります。今回の待合室リフォームについても、経験豊富な担当者さんが親身になって相談に乗ってくださいました。
待合室 受付 新しい腰壁と椅子
既存の内装は、木目調にブルーのアクセントを加えたナチュラルな雰囲気です。その統一感を崩さないよう、新しい椅子は慎重に選びました。特にこだわったのは、高齢の患者様も使いやすいように、肘掛けが付いていること。さらに、椅子の下をロボット掃除機が通過できるタイプであることも条件の一つでした。担当者さんが提供してくれたカタログの中から、ちょうど待合室の内装にぴったりなデザインで、諸々の条件を満たすものが見つかりました。椅子をすべてそれに交換して並べ方も変更し、これまでの対面式から一方向の配置にすることで、より落ち着いた雰囲気の待合室を目指しました。
木目とブルーの椅子 出し入れ可能な肘掛け椅子
リフォーム工事は、診察のない土日祝日の3日間で行われました。工事前に担当者さんが新しい椅子を手配してくださり、待合室内に実際に並べてみて、車椅子スペースの確保や通路幅を確保するために個数の調整を行いました。そのおかげで、スムーズな動線とゆとりのある配置を実現できました。昨今の資材不足の影響で工期は若干遅れましたが、業者さんの丁寧な施工により、完成後は想像以上の仕上がりとなりました。
車椅子でも移動しやすいスペースを確保
天井が高く、大きな窓から自然光が射し込む開放的な待合室は、真新しい床材と腰壁、椅子によって、よりいっそう快適な空間に生まれ変わりました。長年通院されている患者様にも違和感なくなじみ、快適に診療をお待ちいただける環境が整いました。また、ロボット掃除機を使って掃除ができるようになったので、清掃の時短も実現し、スタッフの負担を軽減できました。
自然光が射し込み開放的な待合室
他にもまだまだ改修したい箇所はあるのですが、クリニックの特性上、改修工事を一度にまとめて行うことは難しい状況です。そのため、これから少しずつ手を加え、患者様により快適にお過ごしいただける環境づくりに努めたいと思います。
 
現在、当院では、肝硬変や脂肪肝、アルコール性肝疾患などを中心とした内科診療を行っており、大学病院などの大規模医療機関とも連携して地域医療に貢献しています。また、増加する高齢者の患者様のために通所リハビリを運営し、介護でお悩みのご家族向けの相談室も併設しています。地域に根ざした医療機関として、今後も皆様の健康を手厚くサポートしてまいりますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。