遠鉄ホームで注文住宅を新築して21年になります。うちには1階と2階にトイレがあるのですが、あるとき1階のトイレの水が流れなくなってしまいました。
主人があれこれ修理して、その場は何とかしのいだのですが、「もう20 年以上も使っているし、また壊れて慌てるよりも先に交換しておいたほうがいいかもしれないね」と話し合い、1・2階のトイレを両方交換することにしました。2階のトイレはまだ故障したことがありませんでしたが、タンクの色が経年変化で黄ばんできて、陶製の便器の色との差が目立つようになってきたので、一緒に取り替えることにしたのです。

それに、新型コロナの影響で主人や子どもの在宅時間が増えたので、せっかく新しくするなら今のうちにしたほうが気持ちも晴れやかになっていいだろうと考えました。

うちは家のことで何かあると、遠鉄のリフォームさんにお願いすることにしています。広告などによると、最近はトイレもすごく安く交換できる会社があるようですが、後で何かトラブルがあったら困るし、日常生活に大きく関わる場所なので、今回も価格より信用を重視して決めました。それに、遠鉄のリフォームさんは何かあると気軽に相談できるし、対応も確実なのでいつも安心してお任せできます。

新しいトイレはTOTOの製品を選びましたが、決めるまでに2度ほどショールームに見学に行きました。
1階のトイレには手洗い付きのカウンターが付いていたので、タンクレスにしました。もともとスペースが広かったですが、タンクレスにしたことで、より空間が広く感じられます。

一方、2階のトイレはスペースに奥行きがあるので、タンクレスにすると余計トイレの位置が奥まってしまうだろうと考えて、あえてタンク付きのタイプにしました。

使い勝手については、どちらか一方だけ便利だとそちらばかり使うようになってしまうかと思い、上下階とも自動で蓋が開くタイプを選びました。

また、トイレの壁や床も張り替えて一新しました。
内装選びは家族が私に一任してくれたので、自分の好みのデザインを選ばせてもらいました（笑）。

たとえばホテルやレストランのトイレに入ったとき、内装や照明などのインテリアが素敵だとなんだか嬉しくなりますよね。
だから、うちのトイレも入ったときに素敵だなと思えるような空間にしたいと思って、担当者さんにサンプルを何冊も持ってきていただきました。
内装選びの際にはデザインだけでなく掃除のしやすさも重視して、①リフォーム推奨品であること、②拭き掃除ができること、③柄入りで汚れがわかりにくいこと、の3つの条件に合うものを選びました。

うちは築20年以上になりますが、主人も息子たちも「うちはどこよりも居心地がいい」とよく言ってくれます。その理由はよくわかりませんが、これまでずっと家の手入れをきちんとして大切に扱ってきたからこそ、慣れ親しんだ空間の中に居心地の良さが備わっているのかな…と思います。今回のリフォームでトイレがきれいになり、家族が「おうち時間」をいっそう気持ちよく過ごせるようになったことが何よりも嬉しいです。