この家で暮らし始めて10年が過ぎ、そろそろ家の外壁リフォームが気にかかってきました。
時期を同じくしてお隣のKさんから一緒にリフォームをと言うお話があり、隣近所の皆さんもそろそろお考えの方もいるのではと思い声をかけてみたところ、最終的にご近所仲間6軒がまとまって外壁リフォームを行なうことになりました。

塗装業者の選定にあたり、取りあえず数社から同条件の見積りをとり、皆さんに相談して業者を決めることにしました。その際、業者に問い合わせをしながら失敗しない外壁塗装をする事を念頭に置き塗装について勉強をしました。色々と調べて行くうちに驚いたのは外壁塗料には思っていた以上に種類が沢山あること、そしてただ色を塗る事だけが外壁塗装ではないという事でした。シーリング、下地処理、塗装回数、保証の有無、補修箇所の対応等々。色々な作業や対応方法があり、業者によっては別途費用負担が必要な場合もありました。知れば知るほど私達の家にはどれが適しているか悩みました。

元々この辺りは遠鉄ホームさんの分譲地ということもあり工事をお願いする会社の候補にはもちろん遠鉄ホームさんがあがっていました。それに加えて以前の台風で我が家の外壁の表面が剥がれてしまった際、遠鉄ホームの秋山さんに改修見積もりをお願いした事がありましたが、それからしばらく経って秋山さんに偶然お会いした時、私は忘れていましたが秋山さんは忘れずに覚えて下さっていたというエピソードが信頼に繋がりました。

考慮を重ねた結果、6軒まとめてお願いすることで色々な融通が利くこと、施工内容、長期保証、地元企業として信頼の高さがあるなど総合的に判断して安心して任せられる、遠鉄ホームさんにリフォームをお願いする事になりました。

色の選定では、お隣のKさんと「きらりタウン」の街並みを見学に行ったり袋井市の「可睡の杜」や湖西市新居町の「ベイリーフ新居」にまで足を伸ばしたりもしました。悩んだ結果、カラーは少し小豆色がかった優しい感じにまとめ、素材は「無機塗料」を使う事に決めました。無機塗料は、ツヤ消しの風合いが建物のデザインに合っている事や、15年もの耐久性があること、臭いがあまりキツくなく環境やアレルギー体質の人、小さな子供にも優しい点などが決め手となりました。

実際の工事は3軒ずつ前半後半に分けて行われました。 隣近所で同時期に6軒の工事を行うということは、業者さんにも色々と大変な面もあったと思います。それぞれの家ごとに要望や感じ方も異なりますし、どの家も同等に対応しなければならない...普段以上に細やかな配慮が必要だったと思います。 工事期間中は秋山さんが各施主の要望に応えようと気を配って東奔西走、一生懸命対応して下さったので6軒無事に工事が完了しました。ありがとうございました。

今回は6軒同時に外壁塗装を行うことによって、全体的な街並みを意識しながらもそれぞれの家が個性を出しバランスのとれたリフォームを実現出来たと思います。この街は同じ世代の人が多く、これから後20年も経つと高齢化が進んできます。それぞれの家が外観を美しく保つことで街並みを保持し、未来の若い世代の人達が住み続けたい、引っ越して来たいと思って貰える様な魅力ある街であり続けて欲しいですね。