築18年になるわが家。家を建ててもらった会社に外壁の塗り替えをこれまでに2回程お願いし、メンテナンスもしっかりと行ってきました。ところが、3～4年前に飛行機の防音工事で和室のサッシを防音サッシに取り換えてから、サッシの重みで隙間ができたのか、雨がひどく降ると窓枠の上方から雨漏りがするようになってしまいました。雨漏りがしはじめると、家族総出で障子戸をはずし、バケツをいくつも床にあてがって雨漏り対策に奔走するといった状況で、その間は外からも部屋の中が道路から丸見えになるので、年頃の娘のことを考えると不憫でなりませんでした。雨が降る度にまた雨漏りがしないかと不安になり、「せっかく防音工事をしたのに、こんなに不都合な状態になるとは・・・」と、やりきれない気持ちで過ごしていました。

そこで、なんとかならないものかといろいろと自分なりに調べてみたところ、外壁を「カルセラ」という素材に変えればいいのではないかという考えに至りました。「カルセラ」というのは、美濃焼千三百年の歴史から生まれた全く新しいレンガの風合いを持つ超軽量のセラミックレンガです。非常に軽いので建物への負担が少なく、耐久性やメンテナンス性にも優れているので、外壁をこの素材に変えてしまえば雨漏りの心配もなくなるのではないかと思い、リフォームを決意しました。

「遠鉄ホーム」さんに工事をお願いした理由は、浜松住宅プラザが家の近くにあったことと、親戚の家も新築をしてもらってとても丁寧で親切だと聞いていたからです。まずは住宅プラザを訪ねて遠鉄ホームのスタッフさんに雨漏りのことやカルセラのことを相談したところ、親身になって一緒に対処法を考えてくれ、家にもすぐ見に来てくれました。そして、細かい点をいろいろと丁寧に説明しながら、実際にホースで水を垂らしてどこから雨漏りがするのかをピンポイントで見つけ出してくれました。その結果、建物の外壁を全面カルセラに変更すれば雨漏りも解消できることがわかったので、工事をお願いすることになりました。

わが家は3階建てなので、実際に工事をするとなると3階まで足場を組まなければならないし、結構な費用がかかるだろうということは覚悟していました。「カルセラ」自体も、普通の塗装より費用は割高でした。でも、いずれこの家を子ども達に受け継ぐことを考えると、今のうちからしっかりとしておいたほうがいいと考えたのです。そんな私たちの想いを汲んで、遠鉄ホームさんがお金をできるだけかけずにできる方法を一生懸命考え、私たちの希望の価格や条件に添うような提案をしてくれたので、とてもありがたかったです。

また、施工前に外壁のイメージを3Dグラフィックであらかじめプレゼンテーションしてくれたので、完成後のイメージも描きやすかったです。そのおかげで間違いのない選択ができ、外観の雰囲気もイメージ以上に立派な出来映えで、家族揃って大喜びでした。

今まで悩まされ続けてきた雨漏りもスッキリ解消することができ、雨が降っても安心していられます。家は家族が安らぐ場所なのに、これまで雨漏りの不安があったというのはすごく辛いことでした。でも、今は安心して暮らせるので、家族みんなが今まで以上に寛ぐことができています。