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子ども部屋リフォームのアイデアごとの費用相場!活用できる補助金やリフォームのポイント

「子どもに子ども部屋の使いにくさを指摘された」「ライフスタイルの変化に合わせて子ども部屋を使いやすくしたい」などの悩みが生じたら、子ども部屋をリフォームするタイミングです。

子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせた適切なリフォームアイデアを取り入れることで、居心地と使い勝手の良い子ども部屋が実現します。

この記事では、子ども部屋リフォームの具体的なアイデアや費用相場、活用できる補助金制度などをご紹介します。

子ども部屋リフォームを成功させるためのポイントも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

子ども部屋のリフォームのアイデアと費用相場

子ども部屋のリフォームアイデアと、アイデアごとの費用相場をご紹介します。

間仕切りを設置する

【費用相場】
カーテン・ロールスクリーン:1万円前後
壁の設置:10万〜25万円前後


1つの子ども部屋をきょうだいで使用する場合、成長に伴い、それぞれのプライバシーの確保が必要になる時期が訪れます。

間仕切りを設置することで、1つの子ども部屋の分割が可能です。部屋が分かれることで、それぞれの時間をゆっくり過ごせるでしょう。

間仕切りにはカーテンやロールスクリーンなどの手軽なものから、壁を設ける本格的なリフォームまでさまざまな方法があります。予算や部屋の間取りなどを考慮して、間仕切りの方法を選択しましょう。

部屋を広くする

【費用相場】約150万〜400万円

子どもの成長に伴い、子ども部屋を広くするリフォームもあります。

隣接する部屋や廊下とつなげて子ども部屋を広くすることで、勉強や遊びのスペースを十分に確保でき、子ども部屋の快適性が増します。

他の空間が狭くなることや壁を取り除くリフォームは高額になることなども考慮した上で、検討してみましょう。

壁紙を変える

【費用相場】6畳あたり約5万円〜

子ども部屋の雰囲気を変えたい場合、壁紙のリフォームがおすすめです。壁紙のデザインが変わることで、空間のイメージも大きく変化します。

イメージが変わるだけでなく、防汚性や消臭性の高い壁紙にリフォームすれば壁の汚れもさっと落とせ、食べ物や汚れた洗濯物などのニオイが部屋に残ることも防げるでしょう。チョークで絵や字を書ける壁紙やマグネット仕様の壁紙などを取り入れれば、子ども部屋の楽しさや利便性などもアップします。

子ども部屋のイメージや壁紙の機能性などを考慮して、適切な壁紙を選んでみてください。

床を変える

【費用相場】6畳あたり約5万円〜

防音性や耐久性のある床材にリフォームすることで、足音や声などが響くのを軽減できます。遊び盛りの子どもがいる家庭や、子どもが自室にいる時間が増えた家庭におすすめのリフォーム方法です。

床材にはさまざまな種類があり、選択肢が豊富です。費用をかけず床をリフォームしたい場合は、クッションフロアやカーペットなどが安価で工期も短いためおすすめです。

フローリングを選択する場合は、見た目や肌触り、機能性などを重視して選ぶと良いでしょう。

収納スペースを増やす

【費用相場】約2万〜60万円前後

子どもが成長するにつれて服やおもちゃ、学用品などが増えるため、収納スペースの確保が必要になることもあります。収納棚やクローゼットをリフォームで追加することで、部屋がすっきり片付き、子どもが整理整頓を覚える良い機会となるでしょう。

収納スペースのリフォームは、棚を設置するだけであれば安価で済みます。クローゼットや壁面収納の追加など、収納スペースを大幅に増築するリフォームの場合、50万円以上の費用が必要になることもあります。

ロフトを設置する

【費用相場】約50万〜100万円前後

子ども部屋の限られたスペースを有効活用したい場合には、ロフトの設置がおすすめです。

ロフトの上に布団を置いたり勉強スペースを設けたりすれば、子ども部屋の空間を広く使えます。また、ロフトの階段部分に収納ができるよう設計すれば、子ども部屋空間のさらなる有効活用が叶うでしょう。

ただし、ロフトの設置には制限が多いため、どの家でも取り付けられるわけではないため注意が必要です。また、ロフトの制約は自治体によって定められていることもあるため、事前に窓口に相談をしたほうが良いでしょう。

押入れを有効活用する

【費用相場】約8万〜20万円前後

和室を子ども部屋としている場合、押入れが設置されていることがあります。

押入れは奥行きがあるため、収納スペースとして活用するには奥の物が取り出しやすいように工夫が必要です。また空間が上下で分かれていることから背の高いものの収納には向いておらず、持て余している家庭も多いことでしょう。

押入れをクローゼットにリフォームすることで、より使いやすい収納スペースとして生まれ変わります。また押入れをデスクスペースにしたり、キッズスペースにしたりといった活用方法もおすすめです。

子ども部屋のリフォームで活用できる補助金制度

子ども部屋のリフォーム内容によっては、申請できる補助金制度があります。

たとえば子育てエコホーム支援事業を活用すれば、子ども部屋の窓やドアのリフォーム、高機能エアコンの設置などに対して、補助金が支給される可能性があります。補助額が合計5万円以上であることや「必須工事」に該当するリフォームを行うことなどが条件のため、自宅の子ども部屋リフォームの内容が制度に該当するか、事前に確認しておきましょう。

その他にも、自治体によってはLED照明の設置に対する補助金制度が設けられているところや、間取り変更やアスベスト除去リフォームなどに対して、補助金を支給するところなどもあります。

住んでいる地域の自治体に子ども部屋リフォームの内容を伝え、該当する補助金制度の有無を確認してみてください。

参考:子育てエコホーム支援事業

子ども部屋をリフォームする際のポイント

子ども部屋をリフォームする際は、次のポイントを押さえることで、後悔や失敗のリスクを減らせます。

子ども部屋のリフォームのポイントを、見ていきましょう。

子どもの成長に合わせたリフォームをする

子どもは成長とともに趣味や好みが変わります。子どもらしくかわいいデザインの部屋は子どもが小さいうちは良いですが、思春期を迎えると居心地の悪さを感じるかもしれません。

また背の低い収納は、体が大きくなるにつれて使いにくさを感じることも考えられます。成長して物が増えれば、収納スペースが足りなくなる可能性もあるでしょう。

子どもの成長に合わせてリフォームすることで、子ども部屋の快適性を維持できます。

家族との距離感を重視する

子ども部屋をリフォームする際は、家族と子どもとの距離感も押さえておきたいポイントです。

幼い子どもの場合、親の目が届く場所に子ども部屋を配置することで、安心して過ごせる環境を整えることができます。一方、思春期の子どもにはプライバシーを重視した間取りが必要です。ただし、あまり子ども部屋の快適性を優先しすぎると、部屋から出てこなくなりコミュニケーションが希薄になるケースも考えられます。

家族全員のコミュニケーションスタイルを考慮した上で、子ども部屋の位置やリフォーム内容などを検討することが大切です。

動線は子ども目線で考える

子ども部屋のリフォームをする際は、子ども目線で動線をシミュレーションすることで、使いやすく心地よい子ども部屋になります。

たとえば収納スペースは子どもの手の届く高さに設置することで、物の出し入れがしやすくなります。学習用品やハンカチ・ティッシュなどの日用品をランドセルの近くに置けば、翌日の準備もスムーズにできるでしょう。その他にも洋服タンスの横に姿見を設置することで、その日の服装を決めやすくなります。

子ども部屋のリフォームの際は、このように子どもの動線を考慮して計画を立てることで、子どもにとって快適な空間をつくることができます。

子ども部屋をリフォームするタイミング

子ども部屋のリフォームは、子どもの成長や変化に合わせて行うのがベストです。

小学校入学時に学習机を設置したり、思春期にプライバシーを重視したレイアウトに変更したりなど、子どもの成長ステージに応じて最適なタイミングでリフォームしましょう。

また、家族の人数に変化があった際も、子ども部屋のリフォームのタイミングです。きょうだいが増えて子ども部屋を2つに分けたり、逆に子どもが巣立って子ども部屋が必要なくなれば別の空間にリフォームしたりといった選択も有効です。

その他にも、子ども部屋の傷みが気になった場合も、リフォームのタイミングです。

子どもの成長やライフイベント、部屋の状態などに合わせてリフォームすることで、快適な暮らしを実現できます。

マンションで子ども部屋をリフォームする場合の注意点

マンションには管理規約があります。管理規約の内容によっては子ども部屋のリフォームに制限が生じる場合もあるため、必ず事前に管理規約の内容を確認しましょう。

また、マンションは戸建てに比べて建物の制約が多いことから、天井の高さや部屋の広さを変えるリフォームはできないこともあります。

マンションの特性を踏まえた上で、子ども部屋のリフォームプランを検討することが大切です。

子ども部屋のリフォームはDIYでできる?

子ども部屋に既製品の収納棚を設置したりカーペットを敷いたりなど、「模様替え」程度の作業であればDIYでも可能です。

しかしDIYで行った作業は、子供部屋の安全性に不安が残ります。また本格的なリフォームはDIYでは対応できません。DIYで子ども部屋をリフォームした結果、思ったように作業が進まず、最終的にプロへの依頼が必要になり、揃えた工具や材料の費用が無駄になるケースもあります。

安全で快適な空間作りを目指すなら、子ども部屋のリフォームはプロに依頼することをおすすめします。

子ども部屋リフォームの事例

ここからは遠鉄のリフォームが手がけた子ども部屋のリフォーム事例をご紹介します。

子どもの成長に合わせたリフォーム(浜松市 K様邸)

Before
After
施工内容 ・間仕切り壁の設置
・小屋裏収納施工
工事期間 10日
使用商材 ・ノダ フローリング
・サンゲツ AA級クロス リザーブ 等
築年数 築10年以上
工事費用 120万円
※こちらの工事費用には子ども部屋リフォーム以外の費用も含まれています。

お子さまの成長に伴い、子ども部屋に間仕切りを設けて、きょうだいそれぞれのプライバシーを確保しました。収納スペースや勉強机、本棚などもお子さまのライフスタイルに合わせたデザインやサイズで造作し、使い勝手の良い子ども部屋が完成しました。

施工事例の詳細はこちら

間仕切りを設置した子ども部屋リフォーム(浜松市 T様邸)

Before
After
施工内容

・解体工事

・大工工事

・内装工事

工事期間 約5日
使用商材

・巾木:LIXIL

・クロス:サンゲツ

・枕棚セット:南海プライウッド アートランバー

築年数 約10年
工事費用 約80万円
※こちらの工事費用には子ども部屋リフォーム以外の費用も含まれています。

収納スペースを広げるために、子ども部屋に間仕切り壁をつくりたいとのご相談を受けました。間仕切り壁のデザインはお子さまに選んでいただくことで、部屋に愛着を持てるように。

収納スペースも十分に確保でき、家全体の快適性が増しました。

施工事例の詳細はこちら

まとめ

子ども部屋のリフォームは、子どもの成長やライフスタイルに合わせて計画を立てることが大切です。

ご紹介したアイデアやポイントを参考にすることで、快適で利便性の高い子ども部屋リフォームが叶います。また、補助金制度を活用することで、コストを抑えることも可能です。

予算や使い勝手などを考慮して、子どもや家族にとってベストな子ども部屋リフォームを実現しましょう。
静岡県西部・浜松のリフォーム・リノベーションなら、信頼と実績で選ばれる遠鉄のリフォームへ。
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