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フェンスのリフォームの費用相場は?フェンスの種類や選び方を解説

庭や家の外周を囲むフェンスには、人目を遮りプライバシーを守ってくれる重要な役割があります。しかし「年月とともにフェンスが古くなってきた」「ブロック塀からフェンスにリフォームしたい」などのお悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、フェンスの交換・設置リフォームについて詳しく解説します。フェンスのリフォームにかかる費用相場やフェンスの種類と選び方などを紹介します。

フェンスのリフォーム事例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

フェンスの役割

庭や家の外周を囲むフェンスには、次のような役割があります。

・外からの視線を遮る
・外からの人の侵入を防ぐ
・庭で遊び子どもやペットが、外に出てしまうのを防ぐ
・敷地の境界を明確にする
・外構のデザイン性を高める

フェンスの役割というと、外からの視線を遮る「目隠し」を思い浮かべる人も多いでしょう。

確かにフェンスには、目隠しとしての役割がありますが、実はそれだけではなく、住まいの防犯性や安全性を高めるさまざまな役割があります。

また、おしゃれなフェンスを取り付けることで、外構のデザイン性を高めてくれる効果も期待できます。

フェンスのリフォーム費用はどれくらい?

既存のフェンスを交換する場合は、新しいフェンスの資材費用と施工費用にプラスして、既存のフェンスの解体・撤去費用がかかります。フェンスを設置する場所によっては、基礎工事を行うケースもあります。

また、フェンスのリフォーム費用は、設置する長さやフェンスの種類、設置場所の土台の状況によって異なります。ここでは、20mの長さでフェンスを設置する場合の費用目安を見ていきましょう。
費用内容 費用相場
フェンス資材費 12万円~65万円
工事費
(既存フェンスの解体・撤去、新しいフェンスの設置、基礎工事)
60万円前後
合計 72万円~125万円

設置する場所や長さ、フェンスの種類によって費用は大きく変動しますが、場合によっては125万円以上の費用がかかるケースもあります。

リフォーム前にチェック!フェンスの種類と特徴

フェンスのリフォームを検討する際には、フェンスの種類とその特徴について理解しておくことが大切です。フェンスの種類は、主に素材ごとに分かれていますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、価格も異なります。

金属製フェンス

金属製フェンスには、アルミフェンスやスチールフェンスがあります。

アルミフェンスやスチールフェンスは、さまざまな外観デザインにマッチするため、多くの住宅で採用されています。価格もリーズナブルなので「なるべく費用を抑えてフェンスを設置したい」という方にもおすすめです。

また、金属の枠にすりガラス風の樹脂をはめ込んだ採光性の高い金属製フェンスも展開されています。

木製フェンス

木製フェンスには、天然木フェンスと人工木フェンスがあります。

天然木フェンスとは、天然の木材を使用したフェンスで、ナチュラルな雰囲気が魅力です。ただし、耐久性が低いため、丁寧なメンテナンスが必要になります。人工木フェンスとは、木粉と樹脂からつくられた人工木のフェンスです。耐久性が高くメンテナンスもしやすく、見た目にも木の風合いが感じられます。

木製フェンスの価格は、金属製フェンスよりも高くなるのが一般的です。

竹垣フェンス

竹垣フェンスとは、天然竹や人工竹を使用したフェンスで、和風デザインの住宅によく合います。

竹を縦に連ねたもの、横に連ねたもの、格子状に編んだものなどがあり、外構デザインに合わせて選べるのも魅力です。天然竹に比べて、人工竹を使用した竹垣のほうが、メンテナンス性や耐久性に優れています。

竹垣フェンスの価格は、金属製フェンスよりも高くなるのが一般的です。

フェンスの形状

フェンスには素材だけではなく、形状による分類もあります。

 

フェンスの形状 特徴
縦ラインタイプ ・すっきりとした印象
・上に伸びるイメージでスタイリッシュに仕上がる
横ラインタイプ ・横方向に伸びているの庭が広く見える
・デザインによっては、目隠し効果が高い
格子状タイプ ・解放感がある
・風通し、採光性が高い
ルーバータイプ ・目隠し効果が高い
・程よい風通しを確保できる

フェンスの選び方のポイント

リフォームでフェンスの交換・設置を行う際は、目的に合わせたフェンスを選ぶことが大切です。

そこでここからは、フェンスの選び方のポイントについて解説します。

目隠しと開放感のバランスを考える

フェンスの重要な役割といえるのが「目隠し効果」です。しかし、目隠し効果を優先しすぎると、庭が閉塞的で圧迫感のある印象になってしまいます。

縦ラインや横ラインなど、程よく隙間がありながらも、自然と外からの視線を遮ってくれるフェンスであれば、目隠し効果と解放感を両立してくれるでしょう。

また、道路に面している場所はルーバータイプ、人通りがない場所には格子状タイプを設置するなど、場所ごとに形状を変えてみるのも方法のひとつです。

適切な高さを考える

一般的に、フェンスの高さは地面から180〜200cm前後が適しているとされています。この程度の高さがあれば、通行人の視線も遮ることが可能です。

ただし、防犯目的や子どもやペットの飛び出し防止のためのフェンスであれば、150cm前後の高さでも十分な場合もあります。

フェンスの高さを決める際は、目的に合わせて検討することが大切です。
採光や風通しも意識する
庭や家の周りにフェンスを設置すると、どうしても庭や室内への採光や風通しが遮られがちです。しかし、快適な住まいをつくるためには、採光や風通しも意識したフェンスを選ぶことが重要になります。

外からの視線をしっかり遮りたい場合は、風通しも確保できるルーバータイプを選ぶのもいいでしょう。また、すりガラス風樹脂をはめ込んだ採光性の高い金属フェンスを選ぶのもおすすめです。

外構デザインに合わせる

フェンスは外構デザインに大きな影響を与えます。そのため、フェンスを選ぶ際は、住まいの外構デザインとの相性も重視することが大切です。

例えば、シンプルモダンな住宅であれば、スタイリッシュな印象の金属フェンスの縦ラインタイプ、北欧風やナチュラルデザインの住宅であれば、木製フェンスとの相性がいいでしょう。

フェンス選びで悩んだ際は、リフォームの目的や目指すイメージを明確にしたうえで、リフォーム会社に相談してみることをおすすめします。

フェンスのリフォーム事例

ここからは、遠鉄のリフォームが手がけたフェンスのリフォーム事例を紹介します。

老朽化した塀を多機能フェンスにリフォーム(浜松市 S様邸)

Before
After
施工内容 通風機能付きの目隠しフェンス設置工事
工事期間 2週間
使用商材 フェンス:三協アルミ シャトレナ 3型 アーバングレー
築年数 -
工事費用 約150万円

万が一、大地震に見舞われた際、背丈の高い老朽化した万代塀が倒壊してしまうことに、身の危険を感じていらっしゃったS様。老朽化した塀を撤去して、コンクリートブロックの上に通風機能付きの目隠しフェンスを設置するリフォームを行いました。
しっかりとプライバシーを確保し、さらに安全性も高められたことでご満足いただきました。

施工事例の詳細はこちら

フェンスのリフォームでプチアウトドアリビングを実現(浜松市 H様邸)

Before
After
施工内容 外構工事
工事期間 約10日間
使用商材 エクスタイル:アーバンフェンスUV
築年数 約19年
工事費用 約90万円

「既存のフェンスでは、道路からの視線が気になる」とのお悩みを抱えていたH様。リフォームでは、視線を遮りながらも、風通しを確保できるフェンスパネルを採用しました。
リビングサッシと目隠しフェンスの間にスペースを設け、腰かけてゆっくりと外を感じられるプチアウトドアリビングも実現しています。

施工事例の詳細はこちら

まとめ

フェンスには、外からの視線を遮る役割のほか、防犯性や安全性、デザイン性を高めるなど、さまざまな役割があります。フェンスをリフォームする際は、目的や外構デザインに合わせた素材や形状を選ぶことが大切です。

フェンスのリフォームでお悩みの方は、まずは外構・エクステリアのリフォーム実績が豊富な会社に相談してみることから始めましょう。
静岡県西部・浜松のリフォーム・リノベーションなら、信頼と実績で選ばれる遠鉄のリフォームへ。
戸建・マンションのキッチン・ユニットバス・トイレ・洗面など、住まいのあらゆるお悩みに確かな技術と魅力的なプランでお応えします。

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