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ガスコンロをIHに交換リフォーム！費用相場やメリット・デメリットを解説

2023.12.25
お掃除キッチン交換費用
ガスコンロをIHクッキングヒーターにすることで、調理時間の短縮ができます。
また、火を使わなくなるため、安全性も向上するでしょう。

しかし交換リフォームをする際に気になるのが、工事費用です。
IHクッキングヒーターへの交換リフォームは、工事内容によっては数十万円〜数百万円かかることもあります。

交換リフォームで後悔しないためにも、費用相場やIHクッキングヒーターにした場合のメリットやデメリットなどを確認しておきましょう。

この記事では、IHクッキングヒーターへの交換を検討する方に向けて、リフォーム費用の相場やIHのメリット・デメリットなどをご紹介します。
ぜひ参考にしてしてください。

ガスコンロをIHクッキングヒーターにした場合の費用相場

ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換した際の費用相場は、設置されているコンロの種類によって異なります。

据え置き型ガスコンロ → IHの場合

費用相場：50万円〜150万円

据え置き型ガスコンロをビルトインタイプのIHクッキングヒータに交換リフォームをする場合、キッチンそのものをシステムキッチンへと交換しなくてはなりません。

システムキッチンはグレードによって値段が異なります。
50万円〜150万円ほどを予算目安として考えておくと良いでしょう。

また、新しいシステムキッチンが設置されることで、床や壁などの古さが気になるかもしれません。
内装リフォームも同時におこなう場合、金額はさらに高くなります。

ただし、システムキッチンのリフォームと同時に内装リフォームをおこなったほうが、別々に工事をするより総額が安価になります。
据え置き型のガスコンロからビルトインタイプのIHクッキングヒーターへの変更を検討している方は、キッチン全体のリフォームも視野に入れてみましょう。

ビルトインガスコンロ → IHの場合

費用相場：20万円〜30万円

IHクッキングヒーターの設置には、200Vの電源が必要です。
ビルトインガスコンロのキッチンに200Vの電源が設置されていない場合、電源の開設工事が必要になります。

電源の開設工事は、住まいの電気の供給方法によってやり方が異なります。
古い住宅ほど手順が複雑になることが多く、工事費用も高額になりがちです。

さらに、電源の開設工事費に加えて、ガスの閉栓作業費やIHクッキングヒーターの本体代、交換作業費用なども必要になります。
そのため、ビルトインガスコンロからIHクッキングヒーターに交換した場合には、20万円〜30万円前後の費用がかかります。

ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換するメリット

ガスコンロをIHクッキングヒーターにすることで、さまざまなメリットが得られます。

安全性が高くなる

IHクッキングヒーターは火を使わないため、服や紙への燃え移りの心配がありません。
火災のリスクが低減できる点は、IHクッキングヒーターの大きなメリットといえます。

また、IHクッキングヒーターは電気で具材を温めるため、上昇気流が発生しにくくなります。その結果、油ハネを抑えられ、火傷の心配も減らせるでしょう。
揚げ物調理を頻繁におこなう家庭は、IHクッキングヒーターの導入をおすすめします。

メンテナンスしやすくなる

IHクッキングヒーターはガスコンロと違い、五徳がなくフラットな形状です。
さっと拭き取るだけで掃除が済むため、メンテナンスの手間を減らせます。

また、油はねが少ないことから、キッチンも汚れにくくなります。
掃除の頻度を減らしたい方やキッチンを清潔な状態に保ちたい方は、ぜひIHクッキングヒーターへの変更を検討してみてください。

熱効率が高くなる

ガスコンロの火は、鍋底とその周辺の空気を温めます。
火力が鍋だけに集中しないため熱効率が低く、IHクッキングヒーターと比べると、具材に火が通るまで時間がかかります。
また、火が周辺の空気にも熱を与えてしまうため、調理中はキッチンが暑くなりがちです。

一方でIHは鍋底だけを重点的に温めます。
加熱エネルギーのほとんどを調理に集中できるため、調理時間の短縮ができ、室温の上昇も抑えられます。

ガスコンロによる事故を防げる

換気が不十分な状態で、古いガスコンロを使用していると、不完全燃焼を起こして有毒な一酸化炭素が発生するリスクがあります。そのためガスコンロでの調理中は十分な換気が必要です。

IHであれば火を使わないため、一酸化炭素が発生する心配はありません。

ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換するデメリット

IHクッキングヒーターにはさまざまなメリットがありますが、デメリットもゼロではありません。
IHクッキングヒーターを導入する際は、事前にデメリットについても理解しておきましょう。

初期費用が高い

ビルトインタイプのIHクッキングヒーターを導入する場合、電源の工事が必要になるケースがあります。
工事が必要ない場合でも、交換費用は決して安価ではありません。

置き型のIHクッキングヒーターを使用する場合でも、置き型のガスコンロより、製品代が高額になります。

使用できる調理器具が限定される

IHクッキングヒーターで使用できる調理器具は「IH対応」が謳われている物に限定されます。
銅鍋やアルミ鍋、ガラス鍋や土鍋などはIHクッキングヒーターで使用できないため注意しましょう。

また、底が丸い形状の鍋も、熱効率が悪くなるためおすすめしません。
IHクッキングヒーターの熱効率の良さを活かすためには、底が平の鍋を使用しましょう。

使用する調理器具が限定されることから、IHクッキングヒーター導入後は鍋やフライパンの買い替えが必要になることが考えられます。
工事費用とは別に、調理器具を新調する費用も予算に組み込んでおきましょう。

停電時に使用できない

IHクッキングヒーターは電気を使用するため、停電時は料理ができません。
お湯を沸かすこともできなくなるため、非常食やレトルト食品など、簡単な調理も困難になります。

停電時に困らないように、カセットコンロや停電時でも使用できる電気の供給源などを、用意しておくと安心です。

直火調理ができない

IHクッキングヒーターは火を使わないため、直火調理ができません。
マシュマロを軽く炙ったり、海苔をパリッとさせたりするには、工夫が必要です。

グリルやトースター、その他の調理器具を使うなど、コンロの火を使わない方法を検討しましょう。

IHクッキングヒーターへのリフォームの依頼先

ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換リフォームする際、工事の依頼先に迷ってしまうかもしれません。

IHクッキングヒーターへの交換リフォームは、リフォーム会社に依頼するのがおすすめです。
住宅のプロであるリフォーム会社であれば、IHクッキングヒーターを安全に設置するだけでなく、暮らしに寄り添った提案ができます。

キッチンの総合的なリフォームに関してもアドバイスを得られるため、より機能的なキッチンを求める方は、リフォーム会社への依頼を検討してみましょう。

IHクッキングヒーターへの交換はDIYでできる？

ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換する場合、DIYを検討する方もいるかと思います。
しかし、DIYでIHクッキングヒーターを設置するのはおすすめしません。

IHクッキングヒーターへの交換リフォームは、ガスや電気に関する施工が伴います。
知識や経験が不足していると、大きな事故に繋がる危険性があります。

また、工事内容によっては電気工事士の資格が必要です。
資格を持たずに工事をするのは違法にあたるため、必ずリフォーム会社へ依頼しましょう。

IHクッキングヒーター付きキッチンのリフォーム事例

ここからは、キッチンリフォームの事例についてご紹介します。
IHクッキングヒーター付きのキッチンにリフォームした事例をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。

IHクッキングヒーターと食洗機があるキッチン（浜松市西区 N様邸）

Before
After
施工内容 ・キッチン交換
・ユニットバス交換
・洗面化粧台交換
・トイレ交換
・間取り変更
・オール電化工事 等
工事期間 約3か月
使用商材 ・浴室：リクシル 1620スパージュ
・キッチン：リクシル リシェルW2550
・トイレ：リクシル サティス
・洗面化粧台：サンワカンパニー
・床暖房：ダイキン
築年数 25年
工事費用 1,500万円

※本施工事例ではフルリフォームがおこなわれています。


フルリフォームの一部に、キッチンリフォームが含まれている事例です。

古いガスコンロのキッチンが、IHクッキングヒーターと食洗機付きのキッチンへと生まれ変わりました。


料理や片付けの時間が削減できるため、家族団らんの時間をゆっくり過ごせます

施工事例の詳細はこちら

 

水回りの使い勝手を改善したリフォーム事例（湖西市 Ｓ様邸）

Before
After
施工内容 ・キッチン交換工事
・洗面改修工事
・浴室・トイレ改修工事
工事期間 2ヶ月
使用商材 ・キッチン：トクラス ミッテ
・洗面化粧台：TOTO SK6 現場製作カウンター
・浴室：ＴＯＴＯ サザナ 1216
・トイレ：TOTO GGJシリーズ
・ガス給湯器：RUF-205SAW
築年数 約35年
工事費用 約800万円
※本施工ではキッチンを含む水回りのリフォームがおこなわれています。

打ち合わせを重ね、水回りを一新したリフォーム事例です。
キッチンにはIHクッキングヒーターやフットスイッチなどを取り入れて、より使いやすくなりました。

キッチン周りの動線にも工夫が加えられているため、暮らしやすい設計です。

施工事例の詳細はこちら

まとめ

ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換することで、さまざまなメリットが得られます。
安全性や利便性、省エネなどをキッチンに求める方は、ぜひIHクッキングヒーターの導入を検討してみましょう。

IHクッキングヒーターへの交換リフォームは、施工経験が豊富なリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。
信頼できる会社と二人三脚で、後悔のない交換リフォームを実現しましょう。
静岡県西部・浜松のリフォーム・リノベーションなら、信頼と実績で選ばれる遠鉄のリフォームへ。
戸建・マンションのキッチン・ユニットバス・トイレ・洗面など、住まいのあらゆるお悩みに確かな技術と魅力的なプランでお応えします。

■リフォーム施工事例を見る
https://www.entetsureform.com/works/
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