リフォーム研究室
屋根のリフォームは、住宅のメンテナンスとして欠かせない工事のひとつです。屋根が劣化・破損すると、雨漏りや断熱性の低下など、さまざまなトラブルが発生します。
年月とともに屋根の劣化が気になり始めたときは、リフォームを検討してみましょう。この記事では、屋根リフォームの費用相場や補助金制度、施工事例などについて詳しく解説します。
屋根の適切なメンテナンスで、快適な住まいをキープしましょう。
年月とともに屋根の劣化が気になり始めたときは、リフォームを検討してみましょう。この記事では、屋根リフォームの費用相場や補助金制度、施工事例などについて詳しく解説します。
屋根の適切なメンテナンスで、快適な住まいをキープしましょう。
屋根リフォームの費用相場
屋根リフォームには、主に次の3つの工事があります。
・屋根塗装
・屋根の重ね葺き(カバー工法)
・屋根の葺き替え
それぞれ工事内容が異なるため、リフォームの費用相場にも違いがあります。詳しく見ていきましょう。
※費用相場は、30坪前後の一般的な戸建て住宅を想定した価格です。
・屋根塗装
・屋根の重ね葺き(カバー工法)
・屋根の葺き替え
それぞれ工事内容が異なるため、リフォームの費用相場にも違いがあります。詳しく見ていきましょう。
※費用相場は、30坪前後の一般的な戸建て住宅を想定した価格です。
屋根塗装
・費用相場:70万円~
屋根塗装とは、屋根材の上から専用の塗料を塗るリフォーム工事です。屋根の劣化や色あせを改善し、耐久性を高めるとともに、住まいの美観を保ちます。
屋根塗装の工事内容には、以下のような工程が含まれます。
1.足場の設置
2.屋根の点検
3.洗浄
4.下地処理
5.塗装
最初に屋根材の状態を確認し、傷みや劣化の有無を調べます。その後、高圧洗浄機を使用して、屋根材の表面に付着した汚れやコケ、カビを落とします。洗浄後は、コーキングの補修などの下処理を行い、最後に専用の塗料で塗装を行います。
屋根塗装に使用される塗料には「アクリル系塗料」「ウレタン系塗料」「シリコン系塗料」「フッ素系塗料」などの種類があり、それぞれに特徴があります。屋根塗装の費用相場は70万円~ですが、使用する塗料の種類によっても異なります。
外壁・屋根塗装の塗料については、以下の記事もご覧ください。
>>外壁塗装の塗料の種類を徹底解説!選び方のポイントもご紹介
屋根塗装とは、屋根材の上から専用の塗料を塗るリフォーム工事です。屋根の劣化や色あせを改善し、耐久性を高めるとともに、住まいの美観を保ちます。
屋根塗装の工事内容には、以下のような工程が含まれます。
1.足場の設置
2.屋根の点検
3.洗浄
4.下地処理
5.塗装
最初に屋根材の状態を確認し、傷みや劣化の有無を調べます。その後、高圧洗浄機を使用して、屋根材の表面に付着した汚れやコケ、カビを落とします。洗浄後は、コーキングの補修などの下処理を行い、最後に専用の塗料で塗装を行います。
屋根塗装に使用される塗料には「アクリル系塗料」「ウレタン系塗料」「シリコン系塗料」「フッ素系塗料」などの種類があり、それぞれに特徴があります。屋根塗装の費用相場は70万円~ですが、使用する塗料の種類によっても異なります。
外壁・屋根塗装の塗料については、以下の記事もご覧ください。
>>外壁塗装の塗料の種類を徹底解説!選び方のポイントもご紹介
屋根の重ね葺き(カバー工法)
・費用相場:80~150万円
屋根の重ね葺き(カバー工法)は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を張る工法です。屋根材を張り変える「葺き替え」に比べて工期が短く、コストも抑えられるというメリットがあります。
屋根の重ね葺き(カバー工法)には、以下のような工程が含まれます。
1.足場の設置
2.屋根の点検
3.棟板金、雪止め金具の撤去
4.防水シート張り
5.屋根材の重ね張り
6.仕上げ
屋根の重ね葺きでは、既存の屋根の解体や撤去はありません。ただし、屋根の棟に取り付けられている「棟板金」や軒先に取り付けられている「雪止め金具」などは撤去します。
既存の屋根材の上から防水シートを張り、その上から新しい屋根材を張り仕上げを行います。屋根材が二重になるため、軽量なガルバリウム鋼板やアスファルトシングル、ジンカリウムなどが使用されるのが一般的です。
メリットの多い重ね葺き(カバー工法)ですが、既存の屋根の状態によっては重ね葺きができない場合がある点に注意しましょう。
屋根の重ね葺き(カバー工法)は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を張る工法です。屋根材を張り変える「葺き替え」に比べて工期が短く、コストも抑えられるというメリットがあります。
屋根の重ね葺き(カバー工法)には、以下のような工程が含まれます。
1.足場の設置
2.屋根の点検
3.棟板金、雪止め金具の撤去
4.防水シート張り
5.屋根材の重ね張り
6.仕上げ
屋根の重ね葺きでは、既存の屋根の解体や撤去はありません。ただし、屋根の棟に取り付けられている「棟板金」や軒先に取り付けられている「雪止め金具」などは撤去します。
既存の屋根材の上から防水シートを張り、その上から新しい屋根材を張り仕上げを行います。屋根材が二重になるため、軽量なガルバリウム鋼板やアスファルトシングル、ジンカリウムなどが使用されるのが一般的です。
メリットの多い重ね葺き(カバー工法)ですが、既存の屋根の状態によっては重ね葺きができない場合がある点に注意しましょう。
屋根の葺き替え
・費用相場:100~200万円
屋根の葺き替えとは、既存の屋根材を解体・撤去して、新しい屋根材を張る方法です。屋根材の下地から補修できるので、耐久性や防水性の大幅な向上が期待できます。
屋根の葺き替えには、以下のような工程が含まれます。
1.足場の設置
2.既存の屋根材の解体・撤去
3.下地板の設置
4.防水シート張り
5.屋根材の設置
6.仕上げ
重ね葺きに比べると、既存の屋根材の解体・撤去の作業が入るため、費用は高くなり、工期も長くなります。しかし、劣化が進んで重ね葺きができないような屋根もリフォームで一新できることがメリットです。
屋根の葺き替えとは、既存の屋根材を解体・撤去して、新しい屋根材を張る方法です。屋根材の下地から補修できるので、耐久性や防水性の大幅な向上が期待できます。
屋根の葺き替えには、以下のような工程が含まれます。
1.足場の設置
2.既存の屋根材の解体・撤去
3.下地板の設置
4.防水シート張り
5.屋根材の設置
6.仕上げ
重ね葺きに比べると、既存の屋根材の解体・撤去の作業が入るため、費用は高くなり、工期も長くなります。しかし、劣化が進んで重ね葺きができないような屋根もリフォームで一新できることがメリットです。
部分的な屋根リフォームの費用相場
屋根のリフォームでは、屋根塗装や屋根材の葺き替えのような全体的な補修以外に、次のような部分的な工事を行うケースもあります。
・コーキング補修
・漆喰補修
・棟板金の交換
・雨樋補修
それぞれの工事内容と費用相場について見ていきましょう。
・コーキング補修
・漆喰補修
・棟板金の交換
・雨樋補修
それぞれの工事内容と費用相場について見ていきましょう。
コーキング補修
・費用相場:5~30万円
屋根の部分的なひび割れは、コーキング補修で対応できる場合もあります。また、屋根材の継ぎ目のコーキングが劣化している場合も、コーキング補修が必要になります。
コーキングとはタイルやサイディングの継ぎ目を埋める充填剤のことです。費用相場は補修の範囲によって大きく異なりますが、一般的な戸建ての屋根の場合、部分的なひび割れ補修で5~10万円前後、全体的なコーキング補修で10~30万円前後になります。
屋根の部分的なひび割れは、コーキング補修で対応できる場合もあります。また、屋根材の継ぎ目のコーキングが劣化している場合も、コーキング補修が必要になります。
コーキングとはタイルやサイディングの継ぎ目を埋める充填剤のことです。費用相場は補修の範囲によって大きく異なりますが、一般的な戸建ての屋根の場合、部分的なひび割れ補修で5~10万円前後、全体的なコーキング補修で10~30万円前後になります。
漆喰補修
・費用相場:10~80万円
漆喰補修とは、瓦屋根のメンテナンス工事のひとつです。
瓦は漆喰によって接着されていますが、漆喰は年月とともに劣化するので、放置していると瓦のずれや雨漏りを引き起こす可能性があるのです。
瓦屋根の状態によって、部分的な補修で済む場合と屋根全体の補修が必要になる場合があり、それによって費用も大きく変わります。
漆喰補修とは、瓦屋根のメンテナンス工事のひとつです。
瓦は漆喰によって接着されていますが、漆喰は年月とともに劣化するので、放置していると瓦のずれや雨漏りを引き起こす可能性があるのです。
瓦屋根の状態によって、部分的な補修で済む場合と屋根全体の補修が必要になる場合があり、それによって費用も大きく変わります。
棟板金の交換
・費用相場:5~15万円
棟板金は、屋根の最上部にある部材で、屋根の両側面を覆うように設置されています。
棟板金は、屋根の防水性能を保つために重要な役割を果たしています。しかし、年月とともに劣化が進むと雨漏りや屋根材の腐食につながる可能性があるため、定期的な点検や交換が必要になります。
棟板金は、屋根の最上部にある部材で、屋根の両側面を覆うように設置されています。
棟板金は、屋根の防水性能を保つために重要な役割を果たしています。しかし、年月とともに劣化が進むと雨漏りや屋根材の腐食につながる可能性があるため、定期的な点検や交換が必要になります。
雨樋補修
・費用相場:10~40万円
雨樋とは、屋根から落ちた雨水を建物の外壁や地面に流さず、建物周辺の排水路へと誘導するための設備です。
屋根そのもののリフォームではありませんが、雨樋は屋根の端部に取り付けられているため、屋根のメンテナンスと同時にリフォームを行うケースもあります。
部分的な雨樋補修であれば3~5万円、雨樋全体の交換の場合は20〜40万円前後が費用相場になります。
雨樋とは、屋根から落ちた雨水を建物の外壁や地面に流さず、建物周辺の排水路へと誘導するための設備です。
屋根そのもののリフォームではありませんが、雨樋は屋根の端部に取り付けられているため、屋根のメンテナンスと同時にリフォームを行うケースもあります。
部分的な雨樋補修であれば3~5万円、雨樋全体の交換の場合は20〜40万円前後が費用相場になります。
屋根は外壁と一緒にリフォームしたほうがいい?
屋根と外壁のリフォームを同時に行うことで、次のようなメリットが期待できます。
費用を抑えられる
屋根や外壁のリフォームでは「足場」の設置が必要です。足場の設置には、一般的な戸建てで25万円前後の費用がかかります。
それぞれ別のタイミングでリフォームを行うと、足場の設置費用が二重でかかります。屋根と外壁を同時にリフォームすれば、足場の設置も1度で済むため、費用を抑えられるのです。
それぞれ別のタイミングでリフォームを行うと、足場の設置費用が二重でかかります。屋根と外壁を同時にリフォームすれば、足場の設置も1度で済むため、費用を抑えられるのです。
外観のコーディネートができる
屋根と外壁を同時にリフォームすることで、住まいの外観をトータルコーディネートできます。外観全体が一新されて、まるで新築のようなマイホームを実現できるでしょう。
屋根リフォームで利用できる補助金制度
屋根のリフォームでは、工事の内容によっては100万円以上の費用がかかる場合もあります。なるべく費用を抑えてリフォームをするためには、補助金制度について理解しておくことが大切です。
ここからは、屋根のリフォームで検討できる補助金制度について紹介します。
ここからは、屋根のリフォームで検討できる補助金制度について紹介します。
こどもエコすまい支援事業
※こどもエコすまい支援事業は、2023年9月28日に交付申請(予約含む)の受付を終了しました。
こどもエコすまい支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯を中心に、省エネ性の高い住宅(ZEHレベル)の取得や住まいの省エネリフォームに対して補助金を支給する国の事業です。
屋根のリフォームでは「断熱改修」が対象になっており、最大で1戸あたり60万円の補助金が受け取れます。
ただし、補助金を受けるためには、こどもエコすまい支援事業の事務局に登録された製品を使用するなど所定の条件を満たす必要があります。
遠鉄のリフォームは「こどもエコすまい支援事業者」に登録されています。
自治体の補助金制度
お住まいの地域の自治体が、屋根のリフォームに対して補助金を支給している場合があります。
補助金の内容や対象工事は、各自治体によって異なります。また、補助金制度の有無や実施内容は、時期によって変更されるため、最新の情報については各自治体のHPなどを確認してみましょう。
地域密着型のリフォーム会社であれば、各自治体の補助金制度に関しても精通しています。まずはお住いの地域のリフォーム会社に相談してみるのがおすすめです。
補助金の内容や対象工事は、各自治体によって異なります。また、補助金制度の有無や実施内容は、時期によって変更されるため、最新の情報については各自治体のHPなどを確認してみましょう。
地域密着型のリフォーム会社であれば、各自治体の補助金制度に関しても精通しています。まずはお住いの地域のリフォーム会社に相談してみるのがおすすめです。
屋根リフォームの施工事例
ここからは、遠鉄のリフォームが手がけた屋根リフォームの施工事例を紹介します。
屋根リフォームで雨漏り解消と遮熱断熱効果UP(掛川市 Y様邸)
施工内容 | ・屋根板金重ね葺き工事 |
---|---|
工事期間 | 7日 |
使用商材 | ・アイジー工業:スーパーガルテクト |
築年数 | 30年 |
工事費用 | 約130万円 |
屋根からの雨漏りにお悩みだったY様。
調査の結果、屋根と防水シートの亀裂により雨漏りしている事が判明したので、既存屋根の葺き替えよりも改修コストが抑えられる重ね葺き(カバー工法)を提案しました。
雨漏りが解消し、遮熱断熱効果も高まり、快適な住まいへと生まれ変わりました。
施工事例の詳細はこちら
傷んだ屋根もカバー工法でリフレッシュ(袋井市 Y様邸)
施工内容 | ・屋根カバー工法工事 |
---|---|
工事期間 | 2週間 |
使用商材 | ・ニチハ アスファルトシングル アルマ |
築年数 | 20年 |
工事費用 | 約180万円 |
屋根の一部が剥がれるなど、屋根材の劣化が進んでいたY様邸。重ね葺き(カバー工法)によって、リフレッシュしました。
施工事例の詳細はこちら
まとめ
屋根のリフォームには、屋根塗装や屋根の重ね葺き(カバー工法)、屋根の張り替えといった工事があげられます。
それぞれに特徴やメリット、デメリットがあるため、屋根の状態に合わせて適切な工事を選ぶことが大切です。
屋根のリフォームでお悩みの方は、まずは実績豊富なリフォーム会社に相談することから始めてみてはいかがでしょうか?
それぞれに特徴やメリット、デメリットがあるため、屋根の状態に合わせて適切な工事を選ぶことが大切です。
屋根のリフォームでお悩みの方は、まずは実績豊富なリフォーム会社に相談することから始めてみてはいかがでしょうか?
静岡県西部・浜松のリフォーム・リノベーションなら、信頼と実績で選ばれる遠鉄のリフォームへ。
戸建・マンションのキッチン・ユニットバス・トイレ・洗面など、住まいのあらゆるお悩みに確かな技術と魅力的なプランでお応えします。
■リフォーム施工事例を見る
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